小泉商店は大正時代より、「新鮮で美味しい魚を届けたい」という想いを馳せながら両肩に天秤棒を担ぎながら神戸を駆け回って参りました。
私が働き始めた当時は、市場のいわゆる対面販売の小売業を営んでおりました。今思えば、私たちの扱う魚を喜んで買ってくれる人がいるという自信はこの時期に培われたのだと思います。
現在は、その当時の小売から企業給食・全国の学校給食へとシフトし40数年が経ちました。さらに取扱商品も鮮魚に限らず、「食」全般へと拡大し、より多くの方に私たちの食材を口にしていただく機会も増えました。
実はこのように取扱い商品を広げるきっかけは、1995年1月17日の阪神淡路大震災です。
震災の一週間後、私たちの居た新長田辺りはまだガスもなく、食べるものも限られていました。その中で私たちは姫路を拠点とするお得意先様からプロパンガスとコロッケを、さらに自らのルートでサンマを調達し、真冬の厳しい寒空の下、炊き出しを始めたのです。
「食は人を元気にし、笑顔にする」「繋がりの大切さ」を、その時に改めて感じることが出来ました。
昨今ではアレルゲンに悩みを抱える方々が増えております。そのため、私たちは無添加に着目した小泉商店独自の商品をお客様のご要望にお応えできるよう、日々商品開発を進めております。
商品やサービスに対するご質問・ご要望がございましたら何なりと私どもにお問い合わせください。
これからも私たちはお客様が「安全で安心な食」を通して心豊かな生活を送り、より一層の笑顔のために、古き良きもの大切に、そして時代の変化を敏感に感じながら、新たに成長、進化し、信頼あるよき会社で居続けるよう努力してまいります。